2014年4月3日木曜日

引っ越し前後の海水水槽トラブル編

海水水槽の引っ越し前後で発生したトラブルや放置案件が多発しております。
一部は解決しつつありますが。

30x30x40のシャワー外れる事件

発生日時:引っ越し前日というか当日の夜中。

30cmx30cmx40cmのハイタイプ水槽は、中古水槽に自前で穴開けてサイドフロー水槽にしています。60cm規格水槽から RIO+800で水を汲み上げています。30cm水槽塩ビ管のシャワー付きでやってるんですが、何せ初めて尽くしなので、試行錯誤(いわゆる trial and error)で調整するために、シャワー部分は接着していませんでした。ちょうど赤丸部分。
その結果、先週の土曜の深夜というか日曜の早朝というか、その時に事件が発生しました。
さて、どんな事件だと思いますか?(タイトルに書いてありますって笑)

夜中トイレに行くときに、水槽近くを通ると、冷たい。そう、おしっこを我慢できずに水浸しに… 下の赤丸部が緩んで、水をはねてました。
いやー、4リットルほど時間をかけてこぼれてたようです。最初どこから漏れたかわからず、まさか25AのLエルボ、径としては35mmほどある部分が詰まったのかとか思って冷や汗でしたが。

TODO:配管を位置決めて、接合分を接着しちゃう。

ちなみに、水槽関係で水漏れ事件は2度目です(汗)

硫化水素蓄積してたぞ事件

発生日時:引っ越し中

30cmハイタイプ水槽、引っ越しの際やたらと底砂が灰色に。巻貝をどかしてみても、灰色だぞ。
60cmの規格水槽も底砂を掃除するとちょっと臭かったが(その水は捨てましたけどね)、その比ではない。

たしかに30cmハイタイプは底砂が厚いのでそんなことも起こるのかなで、掃除してとりあえず。

今後起こりうるということで、要対策だな。

外部フィルターの流量が少ないぞ

発生日時:引っ越し後

引っ越し前に外部フィルターの掃除をしました。引っ越し時にいっぱいやると大変なので、先にしておいたって感じです。

そういえば、勢いがないような…
クーラーつけたら、さらにないような…

「ちょろちょろちょろ~」っても出てない。これはだめだ!ってことで、外部フィルターの再掃除。

  1. 濾材を全部ゆすいでみる→掃除したてで目詰まりしてなさそう。最初は勢い良いが、10分もせずに元に戻る。結果変わらず
  2. ウールマット、汚れてるので取ってみる→結果変わらず
    とったウールマット、バクテリアさんいるだろうから、水槽にぽちゃんってしておく。
  3. インペラー部分を掃除してみる。たくさんゴミがたまってたので、効果あるか?とおもったが、結果変わらず
  4. 取説を読むと、インペラーの交換必要とのこと。月曜日の8時過ぎにここにたどり着くが、いつものショップはお休み。そういえば、コトブキのパワーフィルターのオーリングとかウールマットだけが、近くのホームセンターにあったぞ?とか思って急きょ行くと、ありました。外部フィルターすら売ってないのに、なぜインペラーだけおいてある!
    交換するも、流量変わらず。
    さすがに流量が出てない状態だと、クーラー部に水が回らずヒーターのセンサーとかもまともに動かないので困るぞ。
  5. ふと思い出したことが。濾材の下にモヤモヤってゴミが多かったから、引っ越し前の掃除の時に上部フィルター用のウールマットを切って入れてたんだっけ?あと、純正ウールマット取り出した時にも、気持ちってことでウールマット引いたっけ。っていうことで、取ってみる。→ビンゴあたり
ということで、フィルターのウールマットの負荷とクーラーが原因で流量低下だったと。とりあえず、そこそこ流量が出てきたので、OKとするが、以前の勢いがない。クーラー抵抗だろうとうことで妥協しておく。まるまる2日間、流量が少ないままでした。

TODO:流量低下の影響の検討

硫化水素の被害者が出てきた

引っ越しの時、30cmハイタイプ水槽にいた巻貝さんが、60cm規格水槽で動かない。数日後に見たら、でろ~んって、☆になっていました。(合掌)
写真は少しぼやかしました。

んー引っ越し前にやられてたのでしょう。

硫化水素の発生条件とか調べる

まず、水槽系の科学っていうとということで、とあるお医者さんのホームページを参考にしてみる。
確か脱窒してる時に、条件が行き過ぎると硫化水素が発生するとか見た記憶があるから、その辺を含めて以下のサイトを読み解く。


一言でいうと、硫化水素は、硫酸還元が起こると発生するらしい。で、こいつはいったいなんじゃらほいということで、調べてみると


ここを見つけて読む。詳しくはここを全部読めばいいのだが、
  • 硫酸還元には同化的硫酸還元と異化的硫酸還元がある
  • 水槽の底砂の場合には、異化的硫酸還元だけみておこう
  • 異化的硫酸還元(以下、硫酸還元)は硫酸還元菌がする
  • 硫酸還元菌は有機物を酸化剤(硫酸イオン)で硫酸還元して硫化水素を作る
  • 酸化剤は、酸素、硝酸、硫酸の順で使われるので、酸素や硝酸がないと困る
つまり、酸素をいっぱい含んだりとか、適度に硝酸があれば、発生しないことになる。

上記ページでも、エアレーションなどで、酸素を含んだ水を底砂に行きわたらせるとある。
別の言い方だと、底砂周辺の水を上昇させて水面近くまでもっていく。

よく考えてみると、ハイタイプ水槽だと、底砂までの水深があるので余計よどむのかもしれない。
底面フィルターとかで水が流れるようにするってのも一つかも。


といっていると、さらなる追い討ちがかかってきた(つづく)


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