2014年4月5日土曜日

引っ越し後の海水水槽トラブル その2


主に、水量不足から来ると思われる、硫化水素発生がしていたが、その後も…


30cm水槽のシャワーパイプ方向変更

変更日:引っ越しの次の日

硫化水素対策の一環で底に向かっての水流を作るために、パイプを下方向につけた。
接着してなかったから出来ることだ!って、自分に言い聞かせてる。接着してなかったから水漏れ事件発生しましたが。




今までは上部で水を回してたけど、下のほうに回して、若干水流が底に行くようにしておいてあった。気休めである。

60cm水槽にも硫化水素発生中?!

発生日時:引っ越しの2日後

60cmでも硫化水素が発生してると思われる現象が。
写真のピンクで囲んだところで、サンゴ砂が灰色に。

これはやばい。といっても、灰色なのは、硫化鉄ぽくて、硫化水素が発生して鉄と反応した後らしいので、「発生しちゃった。てへっ!でも鉄と一緒になったよ!」って感じっぽい。

水槽の水も臭くないしいきなり崩壊に向かってはないけど、発生してるのは困る。
水流充てることを早急に考えないと。

暫定対処として

先日調べた、「硝化還元と硫酸還元」を読んでいるとH2Sは、鉄と反応して硫化鉄になることと。
次に、海水には微量元素として鉄があること。
鉄は海水に溶けること(電解質に鉄が解けるらしい。3%程度の塩水によく溶ける(錆びる)らしい)
鉄釘を海水に入れると、リン酸塩が減るという現象が多数あることなどをもとに、以下のこと試しておこう。

スチールウールをお茶パックに放り込んで、
底砂に沈めて(埋めて)おく。

効果があるかどうかはわからないけど、発生した硫化水素が硫化鉄に変化するのに阻害はされないだろう。

6gのスチールウールをはさみで切って、1g程度をお茶パックに入れて、底砂の下に沈めておく。
あと1つは、申し訳程度に、ペットボトルで囲ったコーナーカバーのところに入れておく。

あと、調べていると、「鉄添加により遊離硫化水素を汽水域底泥から除去する実験的手法の検討」という論文があるようだ。


有機物!?

硝化還元と硫酸還元」で、硫化水素がでるのは、硫酸還元菌が有機物の還元時に硫酸を酸化剤にするからとあった。
酸化剤は、酸素、硝酸、硫酸の順で使うから、硝酸が減っているからって風におもっていたが、そもそも有機物があるから、還元が起こるわけで…

有機物って、食べ残しのエサとかフンとかゴミとかですよね。最初、そんな風にしかおもってなかったんだけど、フトあることが。

そういえば、「カーリー退治」の時にエタノールを使ったことと、その後にエタノールの危険性などを調べつつ、「海の物語・・ホームマリンアクアリュウム」にある「ウオッカメソッドの要約」にたどり着き、100リットル計算で、ウオッカならぬ エタノールを、要約にある半分の量を入れていたことを思い出す。このエタノールもよく考えると、有機物だ!

もしかして、エタノール効果による硝酸とか減りすぎて、さらに硫化水素にたどりついてる?

そういえば、NO3-のテストが引っ越し直前にきれていたんだった。

ということで、エタノールを入れるのやめておこう。

ちなみに、エタノールは、100円ショップに売っていた、化粧水詰め替え用の容器にいれてます。
まず、検査キットについている 5ml の飼育水計る容器で 5ml を図り、化粧水の詰め替え容器に入れ、何回でなくなるかを数えます。何度か回数を図り、「1ポチャ」の量を大体決めます。もちろん、ウオッカメソッドの基本、少ない分には問題ない。多いと困る。忘れるのはOK、入れすぎはダメ に基づき、最悪(一番多い量)をもとに1回を決めてます。つまり、5mlを50回でなくなる場合、と60回でなくなる場合があったら、50回で考え、1回0.1mlとしてます。5mlを60回だと1回0.083mlですが、 1回0.1mlとしてます。もしこれが実際には0.083mlだとしても、減るわけですから問題ありませんが、逆だと増えるので困りますね。

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