緩い会らしいので、詳細は右側の絵をクリックしてサイトに移動していただければと思います。
また、ブログや掲示板をみていると、また、天然海水を保存するには、や、人工海水の作り置きなんてのも最近みた話題です。
つまり、水換えは重要なことです。あ、先日、「落語ネタ:葛根湯医者のパロディ、換水医者」なる記事も書きましたが、別に「水換え」をちゃかしてるつもりはなく、自分も水換えするほうですので。
つまり、「水換えの重要性」を理解してるつもりだし、本質だと思ってます。
なにせ、広大な地球上の海やその他の水辺に比べたら、水槽なんてちっぽけな再現でしかないわけで。それを実現していくには、最終的には水換えしかないわけでして。
水換えのいろんな項目
水換えについて、考察していこうとすると、いろんなことが出てくる。まぁ言い出したらキリがないが、一個づつ、考えてみたい。
たぶん、淡水であろうと、海水であろうと同じことになるとは思うが、ここは海水ベースで考える。
気になる項目を考えた
- 水換えの量と間隔
- 水換えによる微量元素の補充。イオンバランス
- 投入する水について(海水について)
- 投入する水と飼育水のギャップを埋める
- 人工海水とか天然海水とか海洋深層水とか
たぶん、きりがないので一個づつ見ていく。
すでに「当たり前だよ」ってことを、まとめていくことになるだけだと思う。
水換え量と間隔
まぁ、論理的というか、フィードバックというか、まぁ、やったことに対して、どうなったかを
みつつ普通は考えていくことになると思う。
ということで、みなさん検査薬などで水質管理をしていたりする場合があります。
しないで、生き物を飼うこともありますので、絶対しなきゃいけないものではないですが、
デリケートな生物を飼うときには、してる人も多いと思います。
で、水換えと、水質維持の関係について簡単にまとめてみました。
水換えでどれだけ減るの?
アンモニア、亜硝酸、硝酸… さまざまな取り除きたい物質があります。
一部は濾過で別の物質に変化するものもありますし、吸着剤などもありますが、
硝酸やリン酸などは、水換えで外に出すことを考えてみます。
で、仮想な水槽を考えてみます。この数字は適当です。重要なのはどのように変化するかです。
- 60リットルの水槽
- 毎日 1mg/リットルの NO3 が蓄積する
エサや糞などから生産される量と還元とかなんやかんやで差っ引かれる分を合わせて、毎日1mg/リットルとします。もちろん、サンゴ水槽とかだと、1mg/リットルも毎日たまったら大変な感じになります。 - 60リットル水槽なので、少量こまめな水換えにしてみます。
単純に、水換えなしでほっておくと、毎日毎日たまっていきます。
1mg/l で1か月もほっておくと、30mg/リットルという値になるでしょう。
そりゃ、 10L を 3日毎(紫) のほうが、 10Lを 6日毎(緑) より、溜まっていく量がすくなくなります。
6日毎にするんだったら、10Lじゃなくて 20Lだろう?ってことになるので、20L/6日毎(赤)を見てみます。
10L を 3日毎(紫)と20L/6日毎(赤)、結果的に6日間で 20L 変えてるんだから、同じ結果になるんじゃないの?と思いきや20L/6日毎(赤)の方が最低の水の綺麗さはでてきます。
でも、このグラフ、なんか見づらいので、ちょっと注目してみてみましょう。
6日間で合計 20L を交換するということにして、それを 6日目に1度だけ20L。それとも3日ごとに10Lを2回。あるいは毎日 3.33リットル、えーっと20リットル÷6日分を交換するグラフを書いてみました。
んー、こまめに交換するより、どばっと大量交換のほうが、蓄積量が少なくなるようです。
で、水換えなしはいらないので、もちょっと拡大。
一番わかりやすいのが、20Lを6日ごとに、と 毎日3リットルづつ
はい。みなさん、まとめて一気に変えようって思いました?
ちょっとまってね。
このグラフよく見てくださいね。
- まとめての大量水換えのほうが、水質がいいみたい
- しかし、大量水替えだと、水替え前と後の落差が激しい
(硝酸などならいいかもしれませんが、ほかの水質もこれと同じような変化をします) - 水替え直後は毎日水換えより高い値になっている
- 同じ水量で「より効果を得るには」だけで考えると、まとめて水換え
- 水質の変化を少なくするには、こまめな水換え
みなさん、感覚的にやってたんじゃないでしょうか?
うちのバケツちいさいんじゃー
先ほどで、同じ水量でより効果的というのはまとめてってことになりました。
でも、いろんな事情で、まとめて交換できないこともあります。
たとえば、一度に10リットルづつしか交換できないとか。
もし、60リットルの水槽で半分の水換えしようとおもいました。つまり 30リットルですね。
でも、バケツの関係などで、10L単位でしか交換できない場合もあるかと思います。
つまり、60リットルから、10リットルの水を捨てて、そこに10リットルたして、60リットルにして、ってことを繰り返す場合などです。
で、10リットル単位で交換した場合と、30L 一気に交換した場合です。
希釈率ってのは、最初の水槽に 硝酸が 100mg/L だった時に、水換え終わった時にどんだけになってるかってことです。50% ってことは 50mg/L になってるってことです。
若干(8ポイント)の差はありますが、30リットルまとめて換えるのも、10リットルずつでもそれ程差が内容ですね。
次に、60リットルで 45リットルも換える、つまり75%の水替えの場合です。
これは 最初 30リットル かえて、追加で15リットル換えるのと、一気に45リットルの違いです。
薬品を、多く投入しすぎてしまったとか、イソギンチャクが溶け出したとか…
でも、換えれないってときはどうなるか?
一気に 60L 交換できるのでしたら 60L交換で、全換水になります。
しかし、それを 30L 半分ずつでやっていくと、90L 使っても、一桁さがるか下がらないかです。
もし、全換水に近いのをめざすのでしたら、できるだけ多く交換することがいいみたいですね。
パート1は量と間隔について、簡単にみてみました。
続けるかどうかは… 反応次第です。
はしさんこんばんわ^^/
返信削除いつも内容が凄い・・・
勉強になります
カクレクマノミちゃん乱入したんですね^^
飛び出しじゃなくて良かったです
りゅうちゃんさん、こんばんわ!
返信削除コメントありがとうございます。
ありきたりのことを書いているのですが、考察不足で中途半端になってるかもです。
こんなんでも、参考になれば幸いです。
カクレクマノミさん、みつかってよかったです!