水合わせ
パート2 と パート3 で、以下の順番で温度合わせしてきました。- グッピー 1匹
- デバスズメ 1匹
- メダカ6匹
この時の思考や考察をしておきます。
グッピーの場合
淡水水槽、実はヒーターの稼働を止めています。そのため、淡水水槽が 20度程度、
実験水槽が 26度となっています。
そのため、じっくりと温度合わせをしました。その後、水合わせですが、30分程度で 200% くらい変わる勢いで変更しました。
この時、グッピーの調子を見つつでしたが、あんまり変化がありませんでした。
デバスズメの場合
デバスズメは、グッピーの 150% 程度変わった時に行いました。
デバスズメは、ライブシーソルト 1.023 の水槽、温度 25~26度で飼育していたものです。
この場合は、温度合わせはほぼ必要なく、飼育水槽と実験水槽の温度がよく似ていたからです。
(似ていないっていうと、うちの水槽のヒーターとクーラーによる温度管理のムラのほうがよっぽどひどいことになります)
そのため、海水をプラケースにいれ、それを実験水槽に浮かせ、そこから始めました。
この時の水合わせの根本は、次の思考の元おこないました。これは、実験準備をしていた時から、考えていて、急速に進めることと考えていました。
- 最初は、好適環境水をちょっとだけ入れてみて濃度を薄くする。
- 特許情報に以下の情報があったので、海水を好適環境水で希釈していくより好適環境水の方がよいだろう
- 海水を希釈した(汽水による)カクレクマノミの低比重環境の限界が書かれていた。これは好適環境水よりかなり濃度が高い
- 海水を希釈するより、好適環境水の方がより低比重でも飼育可能
- 塩化ナトリウム以外の濃度を高くしても、飼育可能
- いきなり投入っていうことも記載されてた記憶があった
- 2.の理由を元に、好適環境水への移行を急速に進めました。
- グッピーの調子からみると、好適環境水に変わっていっても変化がなかった
とりあえず、その時には心を鬼にして、好適環境水へ移行を急速に進めました。
結果的には、ほとんど好適環境水になった時のほうが、普通っぽい感じでした。
ちなみに、グッピーとデバスズメは、水合わせ開始時刻は、かなり違いましたが、結果的に実験水槽に投入したのは、ほぼ同じ時間になりました。
メダカの場合
温度合わせは 30分ほどでした。店内にいた水槽の温度は、ヒーターを入れておらず、水温管理していませんでした。空調の温度だとおもいます。それを 26度水槽ですので、そんなもんだとおもいます。
ちなみに、購入したのは10匹で、4匹は 20度の淡水水槽に放流しました。そういう意味では温度合わせは不要だったかもしれません。
6匹は、好適環境水を半分入れ、変な状況にならないことを確認したら、そのまま網ですくって実験水槽に投入しました。
この時は、「下手にしないほうがいいかも」という理由でした。
その他の情報
シュウ氏のブログ記事に、SO4イオンの排出についてを踏まえ、水合わせの例が記載されていました。科学的な考察もあり、脱帽です。
ちなみに、戻す時の水合わせについても考えているみたいですが、うちは…。
一応考えてありますが、あまり戻したくありません。だって、好適な環境の水、いわゆる温室から自然に戻るわけですから。
ただ、カクレクマノミの成長が急速に進んだら、繁殖可能になるかなって思ったりもしたので、戻すことも考え水合わせについて考えてます。
海水魚の場合、単に好適環境水の配合割合で、比重を1.02x まで上げていき、その後人工海水との水合わせです。なぜかというと、海水の低比重は危険みたいだからです。好適環境水より高比重でないと、カクレクマノミも飼育できなかったみたいなので。ただ、どうやって比重をあげて行くかが問題ですが、何段階かの比重の作り、それによる水合わせを考えています。
淡水魚は、単に汽水濃度から徐々に淡水に薄めていくです。
まぁ、戻さない感じになるとはおもいますが。
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