2014年6月17日火曜日

好なんたら水 パート12

実験水槽です。前回の記事で硝化が進みだしたとの記事を書きました。それが夢でないことの確認しておきました。いや、それがメインじゃないんですよ。実験水槽見に行ったのは。

NO2計測

今回測ったら <0.3mg/L と同じ色…あるいはちょっと濃い程度なので 0.3mg/L ということにしておきます。
金曜日に 0.8mg/L だったので、確実に硝化が進んでいます。夢ではありませんでした。

水換えもせずに、NO2を測ってるのかというと…

釈迦に説法?

あ、すでにご存じの方が多いと思いますが…

魚の排泄物(排出物?)を、分解者が分解していきます。あ、エサの残りや、生き物が死んだ物質も分解者が分解します。

で、この分解者が分解していくと、アンモニア NH3 とそのイオンになります。

それをバクテリアが 酸素と共にこねくりまわし、 NO2 (亜硝酸)とそのイオンになります。(よく酸素が必要ってのは、そーゆーことですね)

アンモニアは毒性が高く、NO2はアンモニアよりはマシだが毒性が高いことになります。

また別のバクテリアがNO2と酸素と共にこねくりまわすと NO3(硝酸)とそのイオンになります。
このNO3は、まだ毒性が低く、魚がたくさんいる多くの水槽などでは、NO3がたまっていくことになります。

通常の安定した水槽と呼ばれているものは、最低限 アンモニアがバクテリアと酸素で NO3 になっている事をいいます。

たまったNO3は水換えで水槽の外にだしたりします。他の方法もありますが、日本の水質だったら、水道から出てくる水を元にカルキ抜きなどをして換水するのが手っ取り早い方法の1つです。

ですので、今回 NO2 の濃度が下がっていったというのは… いいことです。

\(^o^)/

Phに気を付けてね


とある掲示板で、有識者の方から

「硝化が進んできたということは、Phに気を付けて。
少ない珊瑚砂だけでPhをアルカリ側に
倒しきれるかどうかなので」

というような(勝手に意訳してます)、とてもありがたいアドバイスいただきました。ありがとうございます。立ち上げたばかりの時は Phを測ってましたけど、 NO2 が異常値になってからは、水換えのオンパレードでしたので、すっかり忘れてました。


硝化って

さっき NH3 と 酸素(O2)をこねくり回して NO2 とか、NO2と酸素をこねくり回して NO3 っていってたけど、NとO2 で NO2 や NO2 と O2 で NO3 と酸素(O)ってのは分かるんですが、NH3 の Hってどこ言った?

「はい、エッチなのはいけないと思います」

エッチがいいのか、悪いのかはわかりませんが、水槽中に H+(水素イオン) が余ることになります。つまり、水素イオンが増えるってことだと思います。

水素イオンって?って、実は水槽維持者は水素イオンを気にしてたりします。
何かというと Ph です。 これは、「どれくらいエッチか 水素イオンがあるか?」なんですね。
ちゅうことは、硝化が進むと Ph が、どんどん下がるってことになります。

Phが1下がると、水素イオンの濃度が10倍になります。あと水素イオンの増減に合わせてOH-減増します。つまり水素イオンが増えてくと、アルカリ性から離れていくことになります。

海水魚などは、アルカリ性を好むので、酸性側に倒れないほうがいいことになります。
他にも理由があるみたいですが、よくわかりません。
(アンモニアとアンモニウムイオンのイオン化傾向?目に見えないのでよくわかりません)

そんな難しいこと


とりあえず、Ph測って、7以上あるか測っておこう。ってことで、測りました。
おお、7.8くらいありました。

センサー壊れてないよね?ってことで、淡水水槽のPhを測ると 6.6くらい。

再度実験水槽はかると 7.8くらい。
(皆さんは、校正液で確認しましょうね(笑))

とりあえずは、珊瑚砂の塊でPhは保ててるみたいです。とりあえず、怖くなったので、水槽の中に珊瑚砂の塊(ネットに入れてる)をドボンってしておきました。


机上のアクアリウム


ということで、浸透圧とか色々計算してみて、配合率の表を更新しました。
最低限の濃度のと魚の体液に近いのと海水に近い濃度です。シュウさんの記事の数値も入れてみました。あと、自分で計算していた海水への帰還時の濃度も含めて濃度順に。







0 件のコメント:

コメントを投稿