2014年6月24日火曜日

好なんたら水 パート14

とあることで、あるパワーポイント資料を作りました。
作った理由は、単に自分の理解を整理するためです。


えっ、見えないって?こりゃ失礼しました。

硫酸イオン

なんでも海水には 硫酸イオン SO4 (2-) が、2.712g / Kg 含まれているらしい。
この硫酸イオン、魚にとっては不要で、魚が海水を飲んだ後、濾しとり、排出しているらしいです。
この時、通常の海水濃度だと、その他の物質があるのでちゃんと排出できるんだけど、汽水域に近くなった状態だとうまく働かないとか。


自分の中での自分なりのまとめだと、天然海水希釈で 比重1.006が限度でそれを下回るとだめだけど、好適環境水だと 1.004でもOKと。その影響の一つは SO4をうまく排出できるか、そもそも含まれていないかだという風に理解していた。

塩素中和

いきなりですが、塩素中和、カルキ抜きです。通常は、ハイポとか塩素中和の液体を入れてます。


こんなやつ、皆さんも使ってるかと思いますし、また人工海水に「水槽水でOK」の場合もあると思います。

高品質な国産の人工海水ライブシーソルト 200L用

うちの使ってるライブシーソルトは、水槽水OKで、逆にRO水だとなんか足りないらしいです(^^;

で、カルキ抜きですが、チオ硫酸ナトリウムで塩素と反応させてるらしいです。

はい、

チオ硫酸ナトリウム

です。

硫酸ってことは、硫酸イオンあるよな…

で、調べてみました。

はい、H2SO4 ができてます。(^^;

水槽水には、アメリカの陰謀で、戦後の水質確保(殺菌効果)のために塩素が投入されており現在も法律で 水道の蛇口をひねったら出てくる水に 0.1mg/L は絶対入っていないといけないらしいです。もちろん、水道局から蛇口までの距離で濃度が変わってくるので、一番薄いところで 0.1mg/L必要らしいので、通常はもちょっと濃いらしいです。1mg/L とかかも。

正確には法律を見てもらうといいんですが 0.1mg/L は塩素単体で、化合物の場合0.4mg/Lらしいです。

ということで、計算してみました。
科学の専門家が見るとダメかもしれませんが、とりあえずです。

1リットルに 0.1mg/L の塩素があったとします。
塩素分子の分子量は (Clが35.5らしいので) 71 です。
で、71gの中には 塩素分子 600000000000000000000000個あるらしいです。(1mol)

つまり 0.1mg の中には… とりあえず 1.4 / 1000000 mol らしいです。

で式をみると 4つの塩素 と チオ硫酸ナトリウム が反応して 1つの硫酸ができるらしいので…

1.4 / 1000000 mol を 4で割った数だけ 硫酸ができるということで 0.35 / 1000000 mol

で、硫酸イオンは 96 らしいので 0.35/1000000 と 96 を掛け算すると 0.0338mg/L になると。

NaSO4もあるけど、もしこれも SO4 (2-) になったとしても、倍になる程度なので…

つまり 1リットルあたり 0.03 とか 0.06 mg なので。

海水1Lは 1.024Kg なので、一緒にしちゃいけないけど、海水には 2g以上溶けてることになるので、全然問題ないのかなーと。

気にしないでおこうか?

他の塩素抜き

そういえば他の塩素抜きっていうと…

  • 1日バケツに入れて放置
  • 沸騰させる
なんてのもあるとおもいます。
他にも、RO水を使うというのも。

とりあえず、気にしないでおくことにしますが、硫酸イオンを減らそうとしてたのに、ハイポを投入して入れてたことに、唖然としました。


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