作った理由は、単に自分の理解を整理するためです。
えっ、見えないって?こりゃ失礼しました。
硫酸イオン
なんでも海水には 硫酸イオン SO4 (2-) が、2.712g / Kg 含まれているらしい。この硫酸イオン、魚にとっては不要で、魚が海水を飲んだ後、濾しとり、排出しているらしいです。
この時、通常の海水濃度だと、その他の物質があるのでちゃんと排出できるんだけど、汽水域に近くなった状態だとうまく働かないとか。
自分の中での自分なりのまとめだと、天然海水希釈で 比重1.006が限度でそれを下回るとだめだけど、好適環境水だと 1.004でもOKと。その影響の一つは SO4をうまく排出できるか、そもそも含まれていないかだという風に理解していた。
塩素中和
いきなりですが、塩素中和、カルキ抜きです。通常は、ハイポとか塩素中和の液体を入れてます。こんなやつ、皆さんも使ってるかと思いますし、また人工海水に「水槽水でOK」の場合もあると思います。
うちの使ってるライブシーソルトは、水槽水OKで、逆にRO水だとなんか足りないらしいです(^^;
で、カルキ抜きですが、チオ硫酸ナトリウムで塩素と反応させてるらしいです。
はい、
チオ硫酸ナトリウム
です。
硫酸ってことは、硫酸イオンあるよな…
で、調べてみました。
はい、H2SO4 ができてます。(^^;
水槽水には、
正確には法律を見てもらうといいんですが 0.1mg/L は塩素単体で、化合物の場合0.4mg/Lらしいです。
ということで、計算してみました。
科学の専門家が見るとダメかもしれませんが、とりあえずです。
1リットルに 0.1mg/L の塩素があったとします。
塩素分子の分子量は (Clが35.5らしいので) 71 です。
で、71gの中には 塩素分子 600000000000000000000000個あるらしいです。(1mol)
つまり 0.1mg の中には… とりあえず 1.4 / 1000000 mol らしいです。
で式をみると 4つの塩素 と チオ硫酸ナトリウム が反応して 1つの硫酸ができるらしいので…
1.4 / 1000000 mol を 4で割った数だけ 硫酸ができるということで 0.35 / 1000000 mol
で、硫酸イオンは 96 らしいので 0.35/1000000 と 96 を掛け算すると 0.0338mg/L になると。
NaSO4もあるけど、もしこれも SO4 (2-) になったとしても、倍になる程度なので…
つまり 1リットルあたり 0.03 とか 0.06 mg なので。
海水1Lは 1.024Kg なので、一緒にしちゃいけないけど、海水には 2g以上溶けてることになるので、全然問題ないのかなーと。
気にしないでおこうか?
他の塩素抜き
そういえば他の塩素抜きっていうと…- 1日バケツに入れて放置
- 沸騰させる
なんてのもあるとおもいます。
他にも、RO水を使うというのも。
とりあえず、気にしないでおくことにしますが、硫酸イオンを減らそうとしてたのに、ハイポを投入して入れてたことに、唖然としました。
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