2014年8月13日水曜日

天然海水採取 と 天然海水採取ポイントの確認

新・天然海水の採取ポイント



いままで、自分での天然海水採取ポイントは下記のポイントでした。一応場所は伏せておきますが、日本海側、嶺北の海とだけ。あとあからさまに地名を出す場合もありますので。


  • 第1回目のポイント
    • 港の中で汚かった。水槽に入れたことでコケが蔓延したので避けること
  • 第2回目のポイント
    • 水は綺麗。ホンダワラとかの藻や、ヨコエビなどの生物が沢山いる
    • 水槽に大量に投入するも、目立った問題なし。
    • 比重は 1.024~1.025くらい
    • 注意点は、夏だと海水浴場になっていること。駐車場が有料化すること
  • 第3回目のポイント
    • 水は綺麗。ヤドカリを多数確認
    • 水槽に大量に投入するも、目立った問題なし。
    • 比重は 1.024~1.025くらい
    • NO3 は 0ppm 。 0.25ppm の色にはならなかった。
  • 第4回目のポイント (CCZ)
    • 比重が低比重 1.022 くらい
    • 水槽に少量投入するも問題なし
    • ヨコエビなどの生物層を確認
  • 第5回目のポイント(今回)

ということで、第5回目のポイントとなります。第1回目より、北になりました。


採取・調査結果



採取量は、見ての通りです。えっと、タンクが増えて140リットルです(笑)

これ以上は、体力的に無理なので、これが限界です。

今現在、基本分かっているのは

比重 1.024~1.025
NO3  0ppm。  RedSeeの試薬で、2倍の時間放置で 0.25ppm

水槽投入、生体への調査はこれからです。(主に新水槽への使用となります)


前回の補足と訂正

前回の記事


こちらの記事です。言葉足らずで、誤解が出たかもしれませんので補足です。

まず、この地図です。



この矢印でいいたかったのは、矢印の方に離岸流があり、またその影響で岸に新鮮な海水がきているのではないかということです。


このように、テトラポットがありますが、離岸流で岸にちゃんと新鮮な海水が流れててくれるだろうなということです。

白地図、CCZの位置をぼやかすという意味で、小さい矢印にせず、大きくぼやかしたので、まるで、矢印方向の潮の流れがあるように誤解が生じたかもしれません。


なお、maaatさんのご指摘により、


このオレンジラインのような形で潮が流れている可能性がある事が分かりました。

googleなどで、「日本海 海流」などでイメージ検索すると流れが図示化されています。

あと、比重が小さかったのは、一級河川からの大量の淡水流入により、薄まっていると考えられるそうです。

maaatさん、ありがとうございます。


天然海水採取ポイントの調査について


まず、その周辺を車で何度もドライブしたことがある事が前提となります。
というのも、車で移動したことがないと、イメージ付きませんし、また車で移動しながらリアルタイムに状況判断は危ないので、絶対にしないでください。

このような海岸近くは、どうしても道路が狭く、また、その狭い道路が、唯一のメイン通りだったりもします。昔ながらの建物や、時期、時間によっては人の往来、観光客やマリンレジャー客がいますので、通常の道以上に安全運転でお願いします。

運転しながら「どこか採取できるポイントないかな~」なんていうのはNGです。
もし運転しながらでしたら「どこか、駐車できる場所(駐車場など)ないかな」で探して、
駐車してから、採取できるかなという探し方になるでしょう。

ですので、いきなり天然海水採取ができると思わないでください。

何度か通ったことがある場所でお願いします。


今回の場所を見つけた手法について


まず、第一に、その道を何度もドライブしたことがある!っていう前提でおねがいします。

それを踏まえて以下の道具を使いました。

googlemap を使用します。



goolemap の 航空地図を使います。また一番拡大して、地形の詳細がわかるようにします。

例えば上記の写真の場合、テトラポットまで見えます。テトラポットの場合は危険なので採取できませんが、行けそうな場所を探してください。

これは、根気よく google map を辿ってください。もし、無理って方は、通販で天然海水を購入したり、人工海水をご利用ください(笑)

伊能忠敬は、50歳を超えてから、日本全国4千万歩ほど海岸を歩いて地図を作ったんですから、部屋にいてgoogle mapを眺めるのは、それほど苦痛ではないと思います(おい)

今回のポイントは、昨晩夜な夜な google map で探しました。
検索は、第1回目ポイントから北上という方針でした。




次に見つけた場合、googleap をできるだけ引いて、海の全体が見えるようにします。
見つけた場所が、潮の流れ、海流にあっているか見てください。


例えば、赤丸の場所だとして(仮定です)、そこの場所が流れになっているか確認します。
地図を見ていると、ミクロ視点で、「採取できそう」しか判断しなくなります。時々マクロ視点で見てみるのが重要です。

潮の流れ、海流については、これまた googleや、その他の情報から分かると思います。

できるだけ、開けた場所で海に直接面してた方がいいです。




例えば、このような地形が「いいなぁ!」と思ったら、ストリートビューを使います。
もし、対応していなかったら、google の ストリートビューの撮影車も入れない辺鄙な処ということで、諦めましょう(おい)



で、その場所をストリートビューで見るとこんな感じです。

これでこの周辺の写真が分かるので、駐車場や、海岸へのアクセスが容易かみてください。
ちなみに、この場合はアクセスしづらいということでNGです。

ちなみに、アクセスがし易いというと、こんな感じだったりします。




階段があったりします。またアクセスしやすいだけでもダメで、駐車場が必須です。

無料駐車場や道の駅みたいな物が近くにないか確かめてください。


路駐は危険なのでやめてください。


駐車場の確保は必須ですので、ご注意ください。

現地調査


必要とあらば、現地調査が必要となりますが、大抵ストリートビューで分かりますので、なんとかなります。

今回は、現地調査はしていません。理由は何度もドライブしたことがあるからです。


関係各所の確認

とりあえず、天然海水のみの採取でしたら、一般的に「水利権」は関係ありません。河川などの場合には「水利権」があり、しかも用途まで決まってたりします。

次にあるのは、条例などがあります。また漁業権などもあるので、一番手っ取り早いのは、その近くの漁協などに問い合わせするのが一つかと思います。

もう一つは、その場所の管理している方とかがいるかということです。


今回の場合、明らかに、「xxx用です。ご利用の方はお問い合わせください」とのカンバンがありました。

また、第3回目のポイントには、漁協名もカンバンに書いてありました。

とりあえず

漁協に電話しました

「海水だったら、いくらでも取ってもOKよ」

って言葉を頂きました。

ただ、密漁とかに間違われないように、不用意に他の物を取らないほうが良いことを教えてもらいました。
一応、ホンダワラとかだったら、密漁じゃないけど、見回りとかで変に誤解されないためにもということでした。

確かに、夏休みでもあるので、見回り強化の可能性もあるので、リスクを減らすという意味でも海水のみにします。


管理している店舗に電話しました

一応、2か所の採取ポイントで、2つの店舗に電話しました

一方は
「いいよ」
との返事です。

もう一方では

「こんな問い合わせ初めてで、何か書類とか届け出とか必要?」

って感じだったので、

「漁協さんに聞いてOKだって言ってたよ」

って答えたところ
「いいよ」
との返事です。

また、駐車場貸してもらえるかとか聞いたりとかしました。
本来の利用者への迷惑にならないように注意したり、あと、そこで事故を起こさない、お礼を忘れない など、迷惑かけないようにしましょう。

海水採取の注意点


ゴミを出さないとか、迷惑かけないは当然として


「海は、自然の脅威です。
なめないで、ちょっとでも心配だったら、
諦めましょう。命大切に!」




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